犬山城城下町・城下町の景観を損なう建物を取り壊し?

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※引用:中日新聞

 

犬山城城下町にある福祉会館、その役割を2020年3月で打ち切り、取り壊して犬山城の便益施設に建て替えるとの決定をしました。

 

福祉会館の中に入っている社会福祉協議会、婦人会、青年会議所は犬山国際観光センター(通称フロイデ)に移転してもらう方向で調整とのニュースが流れました。

 

ではこの記事を少し噛み砕いて見ましょう。

 

 

 

 

 

 

老朽化による建て替えは建前か?

 

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福祉会館は1970年に開館、実に47年間城下町の高層建築物としてそこにありました。市内の公共施設でも利用率の高い同会館ですが、老強化による空調の不調、外壁の剥がれなどが問題となっていたようです。

 

また、同会館は城下町唯一と言っていい高層建築物で、観光客が多くなった昨今景観を損なうとして指摘があったようです。

 

さて、表題にもあるように筆者には今回の発表が”老朽化による取り壊し”には思えないのです。それでは犬山城城下町の古地図を見ながら紐解いてみましょう。

 

犬山福祉会館の下にあるものとは?

 

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参考:https://tabi-mag.jp/inuyama-castle/

 

古地図と照らし合わせると、現在福祉会館が建っているところに大手門があったとされています。

 

城の大手門跡に大きな建物が建っているので、発掘作業が困難になっています。今回取り壊し後の予定で、この大手門の発掘作業があるようです。

 

ただし新聞報道にあるように、開始時期は2020年3月以降となっています。

 

今回の報道にある、「老朽化」による取り壊し、観光客が増えてきた昨今の状況を見越しての行動だなと感じます。

 

 

宵の犬山城下町から犬山城を撮影した写真です。

 

左手の真っ黒な部分に福祉会館が建っています。この建物が無くなったとして、犬山城までの景観が開けますね。

 

名古屋城や岡崎城のように大規模なお城ではなく、城と城下町の距離が近いため、写真撮影の際に城下町のどこからでも城が入るという特徴があり、インスタやブログ等で紹介される事が多いですね。

 

景観と街機能のバランスの取れたまちづくりを!

 

 

街の福祉会館は必要に思います。そこに集会所以上の公共施設があることにより、人が集まります。人が集まると活気が上がりますよね。城下町だからとかではなく、無条件で市民が集まれる場所がコンパクトにまとまっていると行政サービスのたらい回しが治まります。

 

また、老若男女が足を運べる場所があると、年齢層の幅の広い交流が生まれます。建て替え後は2階建ての建築物が建つとなっていますが、その場所が文化や情報の発信地になることを切に願います。

 

また、犬山は名古屋や横浜ではないのだから、「らしさ」を表現できるまちづくりを意識して欲しいなとも思います。

 

この件、続報が入ったらこちらでまたお知らせしますね。